2008年ノルウェーへの旅


その2~オスロ街中散歩~
とりあえず1年に1回は、オスロに行っています。
オスロってどこ?という方もいらっしゃるかもしれませんね。ノルウェーの首都です。首都といっても人口は約50万人。そう、東京とは比較できないほど、ちっちゃい街で、地下鉄で中心地から2、3駅行けば、自然の風景が広がってきます。
ここ数年、オスロは変化を遂げてきました。写真と共にご紹介してみましょう。

レストラン・カフェ 変化の最たるものは、何と言っても、レストランとカフェの増加です。

昔、ノルウェー人はほとんど外食の習慣がないと聞きました。田舎に行けば、今でもそうでしょうが、オスロは本当にお店が増えました。といっても日本のように、安い店と高い店と選択肢がたくさんある訳ではなく、外食はそれなりの出費が必要です。それだけ、「食」にノルウェー人がお金を出すようになった、ということでしょうか。
道ゆく家族 目抜き通りのカールヨハンス通りは、逆に変化しないものの一つかもしれません。中央駅から王宮までを歩くことができます。

この日は土曜日ですが、買い物に興じる(ノルウェーにしては)たくさんの人を見ることができました。
NHKキャラクター? このカールヨハンス通り沿いに、昔から日本のアニメや漫画を取り扱っているお店があります。今度も覗いてみました。
すると、なんと「どーも君」を発見!おそらく「どーも君」が何者であるか知っているノルウェー人はそうそういないと思うのですが。。。なぜ君はここにいるの?
マンガ1
マンガ2
さて「どーも君」の近くには、英訳された日本のマンガが並んでいます。

やっぱりマンガは国境を越えたんだな~と感慨深く見ていると、何だかマンガの様子が変です・・・。なぜか「ボーイズラブ」のマンガばっかり並んでいるんですよね・・・ノルウェーでのみ、その分野の需要が高い?日本のマンガ=「ボーイズラブ」と思われている?いずれにしても、ここだけ「池袋」的な風景を醸し出していました。
文学の家 昨年オープンした「文学の家」(Litteraturhuset)は、本サイトの「最近の話題」でも取上げました。オープンから1年。再訪してみました。
ノルウェーの定番スープ 1階のカフェ「Kafe Oslo」は、たくさんのお客さんでごったがえしていました。

味もおいしいと評判なので、「Fiskesuppe」(フィッシュスープ)を注文。はい、クリーミーな味わいでなかなかです。
こどもたちのための場所 1階の一部と地下はブックショップです。ここはそんなに混んでいませんでした。

児童書のコーナーは子どもが遊べるスペースになっていて、可愛かったですよ。

本屋さん「ノーリ」 同じく「本つながり」でオスロに行くと必ず立ち寄る本屋さん、Norliを取上げましょう。ここは、各セクションにinfoコーナーがあり、欲しい本の情報や本探しなどよく助けてもらいます。2階建ての本屋さんで、店内の内装もなかなか素敵だと思います。
寒空の下で・・・ 最後に、ここ数年、とても目に付くようになった「物乞いの人」の存在について。
新聞記事でも何回か読みましたし、ノルウェー人からも話を聞いています。私自身、「本当に増えたな~」と感じます。東欧から来ている人が多い、とのことですが、統計的数字を見ていないので、真偽のほどはわかりません。いずれにしても、豊かに暮らしている人々と強いコントラストを放ち、まるで「光と影」のような様相です。

いつか解決する問題だといいのですが、こればかりは分かりませんね。


この他、オスロで予定されている都市計画は、
 ・ムンク美術館、ダイクマン図書館の移転(オペラ座近く)
 ・中央駅の改築
があるそうです。現在工事中のところも、多数見かけました。

世界経済危機のあおりを受けて計画変更とか断念とかもあるかもしれませんが、これからも変貌するオスロを見ていきたい・・・と思っています。



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