2013年夏 オスロところどころ


その7〜ビュグドイ地区散策A自然とジャズと牛と〜

2013年6月16日(日) つづき

ゆるい山道を歩くさてお天気はどんどん晴れて暑くなって、厚着だった私はどんどん、「脱皮」していきました。
もう雨対応のヤッケもフリースも邪魔!
ノルウェーの天気は、女心より気まぐれです・・・(当社比)。

この一帯を熟知している友達の後に続いて、また自然の中を歩いていきます。
オスロって首都なのに、こんなに豊かな自然が近くにあるのは、ホントに羨ましいなぁと思いつつ、いつの間にかどんどん緩い山道を歩いていました。

空気がどれだけ澄んでいるか。
爽やかって言葉で足りないくらいの爽やかさ。
これは文字ではお伝えできないのが残念です!

山道をどんどん上がっていくと、山荘づくりのカフェに到着しました。
天気のいい日曜日。
お客さんは、中にも外にもあふれています。
外では、男女の ジャズトリオが演奏をしていました。
演奏と雰囲気すべてに満喫しきっているお客さんたちの幸せそうな表情・・・忘れられませんね。
小さな子どもも年配のお客さんもいて、何かいいなぁ。
私も友達も立ちながら演奏に耳を傾け、思いがけない偶然を楽しみました。
こういうサプライズがあるから、旅は楽しいです。
山荘づくりのカフェ/屋外ジャズライブ

今度は上ってきた山をゆっくり下りながら、比較的、平らな道を歩いていきました。
何度も強調しますが、散歩している人、ランニングしている人、多いですね。
東京では歩かないのに、ノルウェーに来るといくらでも歩けちゃうのはどうしてなんだろう?
もう18年前に留学した時からのナゾです。王様の農園
きっとノルウェーの素朴な自然や街並みが、自然と「歩こう!」という気を起こさせてくれるのかもしれません。

「え、牛だよ、牛!」
東京人の私は牛を見て、テンションUP !
のどかな農園が広がっていて、牛たちが思い思いのポージングでまったりとしています。
ここは、「Kongsgård 」(王様の農園)と呼ばれる場所でした。
まだスウェーデン統治下だった1830年代、スウェーデン王のカール・ヨハンがこの一帯を、農園から人々が散歩できる公園へと発展させたそうです。
現在は、民族博物館が運営に携わり、人々は牛たちと触れ合うことができます。

私も小さな子どもに交じって、牛に大接近!
牛と人間生身の男性には接近できないけど、雄牛たちは優しく私を受け入れてくれまし た・・・(涙)。
あれ、それとも雌牛だったのかなぁ〜?

いずれにしても、観光スポットのバイキング船博物館や民族博物館だけではないビュグドイの魅力を堪能できました。
何度も訪れているオスロですが、まだまだ未知のスポットがある・・・
と「ノル ウェー伝道師」にとって印象深い「散策」でした。
(つづく)


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