2014年 ノルウェーへの旅   
           その4〜ナショナルデー前夜〜
    

順番がバラバラですが、そろそろノルウェー憲法200周年を祝う「17.mai」(スッテゥンネ・マイ)について綴りたいと思いま〜す。
ちなみに「ノルウェー憲法」については、以前のブログでも書いていますので、こちらからどうぞ。

3日間の「翻訳者セミナー」を終え、5/16にオスロ中心地へやってきました。
毎年、オスロへ行くたびに会う日本人の友達と会う約束があります。
彼女は、1年に1回しか会えないのですが、やはりオスロ在住かつ仕事もしているので、「ノルウェーのいいところだけ」ではなく、いろいろな「困ったノルウェー人話」も聞けて笑えます(本人は笑いごとではないようですが)。

一緒にオスロのイタリアンレストランで食事をしながら、お互いに近況報告をしながら、「オスロのイタリアンのレベルも上がったなぁ」としみじみ。
会話はいつしか「明日のナショナルデー」についてになります。
お店を出てから、「200周年のお祝い」に向けての雰囲気が、否応なしでも伝わってきます。

二人でちょっと入った「Narvesen」というキオスク(といっても駅売り売店ではなく、コンビニに近い)でも、「ノルウェー国旗!」がてんこもり。
キオスク
何となく「国旗なき者は去れ!」という空気を読み、ノルウェー国旗を買いました〜。

町の中心地を散策しながら、「オスロ市は明日のためにすごいお金を使ったんだよ」と友達。
「ほら!」
おお、大きなお花のデコレーションが道路に並んでいます。
お花
ノルウェーでお花は安くありません。
「ポーランド人が実際の作業したのかしら?」と聞くと、「オスロ市の仕事だからノルウェー人がやったと思うよ」と友達。
それでは人件費も天井知らずです!!

国立劇場に近づいて、友達が「あれ見える?」と指をさします。
そこには、赤・白・青のプレハブが建っていました。
トイレ
「自由・平等・博愛公衆トイレを作ったんだよ〜。大臣もテープカットに来てたと思う」という説明を聞き、何とも言えない感情に襲われました。
確かにノルウェー憲法の精神は「自由・平等・博愛」。
でもそれを公衆トイレ(有料)で表現するなんて〜〜!!笑ってしまってはいけ
ません・・・・かね??

いずれにしても、来るべく明日の「ナショナルデー」に向けて、「一体、どんな
騒ぎになるんだろう??」と期待と恐怖の入り混じる感情になりました。


(つづく)

norway yumenet official blog 140625より転載しました−



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