・・・旅のあれこれ・・・

●北へ行くほど無口になる?伊仏VS諾威

ローマ・パリ旅行から帰ってきてもう1週間がすぎ、すっかり「現実」モードです。
久しぶりの北欧以外の海外ということで、以前とは違った目でイタリア人、フランス人を観察しちゃいました。一言でいうと・・・

イタリア人、フランス人、しゃべりすぎ~!!

よく「ノルウェー人/北欧人と日本人は似ているところがある」と言う人に対して、そうかな??と100%同意はできないでいました。
ですが、今回の旅で思い知りました・・・。確かに、あの饒舌さ加減でいうと、北欧人と日本人チームは、伊仏チームに負ける、と。

11月のサロンで、ゲスト講師のヘレンハルメ美穂さんが、フランス留学中の体験として「フランスは”しゃべらないと死ぬ”といった文化で、ともかく話題がなくてもしゃべっている。そんな中で、北欧からの留学生の方がより親しみを覚えた」といった由の発言をされていました。

しゃべらないと死ぬ・・・。これはおおごとです!

何となく「異変」に気づいたのはエールフランスのCAたち。
SASのCAたちもよくおしゃべりをしていますが、ともかくずっとしゃべっています。
パリーローマ間でトラブルがあり、なかなかローマに到着できなかった時も、CAたちはカーテンの裏では楽しそうに笑い合っていて、事態の成り行きが心配だった私も最後は、つられて「あはは~」と笑っちゃいました。しゃべる人

そしてようやくローマに到着。遅れに遅れた深夜の空港。やっとの思いでタクシーをつかまえたら、運転手はほぼずっとスマホで誰かとおしゃべりしていました。
あちらでは、運転中のスマホ利用が許されているんですね~。

翌日からの観光でも、街角に立っているガードマン(ホテル近くに公共施設が多かったせい)たちも、ずっとしゃべっています。
美術館の中でも監視員たちは、2,3人でしゃべっているか、1人の場合はずっとスマホをいじってました。

ローマから近郊の街に出かけた際は、路上でみんなが知り合いのようで、立ち止まっては、ずーーーーーーとしゃべってます。しゃべる人-3
バールでは、年金生活者らしきおじいさまたちがずーーーーーーーーーーーーーーーーとしゃべってます。

パリに移動してからも、タクシーの運転手はやはりスマホで会話。
美術館の監視員たちも、ローマと同じスタイル。

困ったのは、飲食店などで「ここで食べたい!」と思った店がすでにお客さんがいっぱいだった時です。
お客さんたちは、当然、ひたすらしゃべっているので(メニューも決めずに)、おそろしく客の回転率が悪い・・・。カフェの中には、座り心地が悪そうなパイプ椅子のところもあったのですが、お構いなし。ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとしゃべっています。
イタリアやフランスの飲食店経営者の重要課題は「いかに回転率を上げるか」ではないかと勝手に類推しました~。

さて、ノルウェーの新聞やテキストなどに、「ノルウェーにやってきた移民たちは、ノルウェー人が冷たいと感じる」と書いてあることがあります。
私自身は、あの人たちのあまり他人を気にしない、ほっといてくれる感じが心地いいのですが、「冷たい」と思う移民もいるのね~と思ってました。

ノルウェーでは、人々が集まっても「沈黙」はそれほど珍しくありません。
しゃべりたい人が話す、聞く、そして黙る。別に苦痛ではありません。

東京のノルウェー大使館で、去年、ちょっとおしゃべりしたフランス人留学生のことを思い出しました。
彼は、ノルウェーの大学に4年ほど在籍していたそうですが、なんとノルウェー人の友達が一人もできなかったそうです!
その時、彼は「ノルウェー人はホント、冷たい」とこぼしていました。
ふ~ん、まぁ、ノルウェー人は別に外国人だからといって、積極的に近づいてくる訳ではないからね~、とその時は思いました。しゃべる人-2
今になって考えてくると、フランス人の饒舌さにノルウェー人はびびったのかも?? 何かと距離感を保ちたがりますからね~。

いずれにしても、ノルウェーに慣れていた私には、イタリアとフランスでの体験は、とても興味深かったです♪

 

 

2014年12月2日

norway yumenet official blog 141202より転載しました-

←戻る


●ショッピング♪~オスロで見つけた気になるもの~


グローバル社会、といっても、「そこでしか買えないもの」ってノルウェーにはありすぎます!
これだけ北欧ブームなのに、ノルウェーものと限定すると、「え?こんだけ~??」とため息・・・。北欧展でがっかりされた「同士」も多いかと思います。

・・・なので、ノルウェーへ旅行すると、「ここでしか買えない!!」と鼻息荒く、ついショッピングに精を出してしまいます。
毎年訪れているオスロの気になるもの、をピックアップしたいと思いまーす。

誰ですか???「ノルウェーには可愛いものがない」と言っているのは??(←ワタシだったかも?)
「か、可愛い~」と思っているショップの写真をちょっと並べてみますね。

Photo by Nest
 Photo by Nest
Photo by Nest Photo by Nest

トロール人形がなくても、こんな可愛くて明るいスタイリングができるんですね~♪

サイト、ブログやトークショーで紹介しているデザイナーのハンドメイドのお店も、まさに「ここでしか買えない!」ので、今まで一体いくら使ったかな・・・。
例えば、アップ●ウォッチの対極にある「機能性非重視」の時計がこちらです♪

20150609-3 

↑でご紹介したものは、「オシャレ系」ですが、ノルウェーと言えばやはり「素朴系」も外せません。ぬくもりを感じるMade in Norwayのものがあふれているショップにも毎回、足を運びます。
例えば、こちらの写真。民族衣装=ブーナッドに合わせるスカーフですが、色はきれいだし、透かし模様が素敵なので母へのお土産で買いました~。

20150609-4

オスロの素晴らしいところは、これらのショップが全て「徒歩で移動できる」こと!
こじんまりとした首都なので、東京のように移動時間はかかりませ~ん。
なので限られた滞在時間でも、「よし!ショッピングする!」と決めて、楽しみつつ、つい「買い過ぎ」ちゃいます。
でも日本では手に入らないものばかりなので、たとえ、カードの明細書を見て落ち込んでも・・・長い目で見れば「買ってよかった!」と思えるものばかりですね~。


2015年6月8日

norway yumenet official blog 150608より転載しました-

←戻る


前へ


ホームへ戻る
Home