![]() ノルウェーについて学ぶサロン・講座レポート 第23回 「ノルウェーのデザイン」 〜書籍編集者が語る取材旅行裏話〜 |
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開講日時: 2008年2月16日(土) 13:00〜15:00 参加者数: 19名 ●テーマ紹介文 「ノルウェーのデザイン」(島崎信著、誠文堂新光社刊)という書籍が昨秋、出版されました。 今までデザイン関係では取上げられることが少なかった「ノルウェーのデザイン」にスポットをあて、デザインのみならず、ノルウェーという国が理解できる大作です。 本書の編集者である賀川一枝さんは、現地ノルウェーでの取材でたくさんの経験をされました。本講座では、本では紹介し切れなかったエピソードや個々のデザイナーの印象などをお話していただく予定です。 また取材を通じて、賀川さんが感じた「ノルウェー人気質」や「ノルウェー成功の秘訣」なども語っていただきます。さらにお得な情報としては、今をときめくグラフィックデザイン集団「ブリード」(Bleed)がお勧めする「クールなオスロスポット」のご紹介も! デザインに興味のある方はもちろん、ない方でもご興味を持っていただける内容です。 ワインポイント・ノルウェー語レッスンは、「ノルウェー人を誉める」です。 ●講演内容 講師紹介・賀川一枝さんのプロフィール/ノルウェー取材2007ベスト10 PUR NORSK・ノルウェー工芸の今・薪ストーブで針葉樹を燃やす・サーモン養殖・ミニエネルギー政策・煙突設置の義務・オイステセの農家レストラン・いまどきの若者風「実は骨太」のBleed・ガラスコレクターのヨンユートレムさん・地下鉄に乗る豚/番外編・ブリード推薦のオスロクールスポット/日本でも入手できる参考図書 ●ノルウェー語レッスン ノルウェー人を誉める Å rose nordmenn ●付録 「ノルウェーのデザイン」目次のコピー 新規参加の方には・・・語学資料「ノルウェー語とは」 その他 ノルウェー大使館、フィンツアー、スカンジナビア政府観光局 提供の資料多数 |
●主催者後記![]() ここ数年、すっかり「北欧デザイン」という言葉は市民権を得ましたが、こと「ノルウェーのデザイン」となると、どんなものがあったかしら?とイメージがわかないのも事実です。 そんな現状の中、「ノルウェーのデザイン」という大著が昨年、出版されました。ゲスト講師の賀川さんは、サロン参加者の常連さんということもあり、今回、人気のある分野「デザイン」でお話をお願いいたしました。 現地取材で得た様々なエピソードをうかがいつつ、また本には載せることができなかった「オスロの人気スポット」など興味深いテーマをご紹介いただき、今度行ってみよう!とすっかりその気になりました。また取材を通じて賀川さんが感じられた「ノルウェー人気質」や「成功の秘訣」なども大いに納得できた次第です。 賀川さんのお話をお聞きし、「ノルウェーデザインの夜明けは近い!」と前向きな気持ちになることができました。ありがとうございました♪ (Aoki) ![]() 写真のカップ&ソーサーは、昔から北欧デザインが好きだった主人の父が自宅で使っていたノルウェーのものです。知られていないけれどノルウェー製、というものが意外とあるのかもしれませんね。 日本のジャーナリストは自分でネタを探そうと努力しないから、宣伝下手なノルウェーは置き去りにされ、「ノルウェーにはデザインはない」と言われているのが現状だ、ということが今回の取材でよくわかりました。 (Kagawa) これまでのサロンで参加者の皆さまにアンケートのご協力をいただいているのですが、その中でも「デザイン」にご興味を示す方が多数いらっしゃいました。 今回、賀川さんのご協力があり、やっと念願がかなって、このテーマでのサロンが開催できたことをとても嬉しく思います。実際に大変人気のあるテーマで定員以上のお申込みをいただき、今回ご参加いただけなかった方には大変申し訳ない気持ちです。反面、今後日本でも「ノルウェーのデザイン」にスポットが当たっていくのではないかと予感させられました。 サロンでは取材旅行中に撮影された素敵な写真をたくさん拝見することができました。また、賀川さんがこれまでに収集なさった書籍や陶器など多くの貴重な資料も楽しめました。それらはすべて、賀川さんの夫君で写真家の賀川督明さんの全面的なサポートなくしては実現できませんでした。この場をお借りして、御礼申し上げたいと思います。 これからもご夫妻で益々「ノルウェー」にはまっていただき、ご活躍いただければ、と願っております! (Yoko) |
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