2013年夏 オスロところどころ


その10〜ハイスクール訪問!@〜

2013年6月18日(火) 快晴
解放感のある内部
私のノルウェー留学はカレッジと大学だけだったので、まだ小中高は訪れた経験がありません。
前から「行ってみたいなぁ〜」と思っていたら、オスロ郊外の高校で教師をしているノルウェー人Mさんと知り合いになったので、「高校、見学させてもらえる?」と頼んだら、あっさり「いいよ」とOKをもらいました。

オスロ中心地から30分ほどバスを乗ったところに、その高校はありました。
高校の外観は、レンガ造りで、そんなに「おしゃれ!」って感じではありません。
でも中に入るとすごく明るくて開放的な造りでしたね。
ちょうど学校の試験が終わったところなので、学校全体が「もうすぐ夏休み、うきうき♪」ムードに覆われています。

M先生は、メディア学科の主任ですが、やっぱり個室をお持ちでした。
ノルウェーって本当にスペーシーですよね。
そして、「授業がある」というので付いていったら、男子生徒が2人来ているだけでし律儀に来ていた男子生徒たちた・・・。
もう、みんな試験終わって、学校来るっていう発想がない・・・。
そして、なし崩し的に「休講」って、すばらしいフレキシビリティー!(←誉めてます)

学校見学は続きます。
とある大教室には、はた織り機や様々な手工芸機械が並んでいます。
ここは、ハンディキャップを持った生徒たちが、職業訓練を受けるワークスペースです。
担当の先生に、M先生は、私のことを「彼女は日本から来ました。」って紹介だけで、担当の先生は、「まぁ、嬉しいわ〜」って歓迎してくれました。
そして生徒たちの作品などいろいろと見せてくれます。
先生の椅子には、夏休み中の先生の子どもが椅子にふんぞりかえって座っています。
このユルさ、もうたまりません!(←これも誉めてます)
はた織り機/生徒たちの作品/先生の子ども?

メディア科の教室も見せてもらいましたが、スタジオなど本格的に揃っていて、「高校レベルでこんなにやるんだ〜」って感心しちゃいました。
あと教室にきれいなお花のアレンジが置いてありましたが、学期末で、保護者から贈られたものだそうです。
こういうところも、何かいいですね〜。

この高校は、普通科と職業科の両方が併設されていますが、建設科のスペースも見せてもらいました。
大工道具がずら〜と並んでいて、やはり男子学生が多い印象でしたね。

食堂にも連れて行ってもらいました。
食堂のおじさんに、「どんなメニューが人気なんですか?」と聞いたら、「チャバッタやパスタが人気だね」との答え。
「スシはどう?」って聞いてみたら、「そういえば近所の高校で、ベトナム人コックがいてアジア料理が人気みたいだよ」と教えてくれました。
ベトナム料理は、そりゃおいしいでしょうね〜。
私も食堂で働いちゃおうかな・・・と軽い妄想をしたところ・・・。
メディア科のスタジオ/建設科のスペース/食堂のカウンター

(つづく)


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