『そのの外国文学』翻訳者

白水社編集部 編
(発売日:2022年2月18日)

 

翻訳大国日本において「その他」とくくられる言語がある。学習者の少ない言語をあえて学び、広める翻訳者に「その他」の深さを尋ねる


「その他の外国文学」の翻訳者


■■■内容説明■■■

「その他」の側から世界を見る

翻訳大国日本。多くの外国文学が翻訳され、読まれている。その中には日本では学習者が少なく、「その他」とくくられる言語によるものも含まれる。

しかし、「その他」だといって存在感が小さいわけではない。インディペンデントな文学賞として知られる「日本翻訳大賞」の第一回大賞の二作品は、韓国語とチェコ語による作品だった。いずれも「その他」に分類される作品が、読者からも、翻訳者からも多くの評価を得たこと自体が、このカテゴリーの奥深さのあらわれではないだろうか。

では、「その他」を生み出しているのはどのような翻訳者たちなのか?

日本では馴染みの薄い言語による文学を、熱意をもって紹介してきた九人の翻訳者が、その言語との出会いや学習方法、翻訳の工夫、そして文学観を語るインタビュー集。


序文・斎藤真理子
鴨志田聡子(ヘブライ語)
星泉(チベット語)
丹羽京子(ベンガル語)
吉田栄人(マヤ語)
青木順子(ノルウェー語)
金子奈美(バスク語)
福冨渉(タイ語)
木下眞穂(ポルトガル語)
阿部賢一(チェコ語)
 

■■■ご紹介コメント〜青木順子(ノルウェー語)■■■

Webふらんすで連載中、他の翻訳者の方々のインタビューをとても興味深く拝読し「こんな世界があるのか」「こんな言語があるのか」「こんなご苦労ややりがいがあるのか」と感嘆していました。
書籍化され改めて、皆さんのインタビューを拝読すると共感と畏怖の念しかありません。そして私はまだまだ不勉強だなぁと感じましたが、こんな素晴らしいラインナップに加えていただいたことに感謝です。
私は、ノルウェーやノルウェー語との出会い、留学エピソード、翻訳に至るまでの紆余曲折、ノルウェー翻訳者セミナーでの運命的な出会い、そして手掛けたノルウェー絵本の翻訳について(自虐交じりで)語っています。

ぜひ「その他の外国文学」の奥深さ、醍醐味を満喫するため、お手に取っていただきたいと願っています!本屋さんへGå!



■■■価格および体裁■■■

判型・ページ数: 4-6・228ページ
定価: 2,090円(本体1,900円+税)
ISBN: 9784560098882


■■■出版社および問合せ先■■■

株式会社 白水社 http://www.hakusuisha.co.jp
  〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24
  TEL 03-3291-7811(代表)

本書参照URL: https://www.hakusuisha.co.jp/book/b598678.html


お求めは書店へ・・・  Amazon.co.jp




■ただ今、ノルウェー語を学びたい方を募集しています♪
ノルウェー夢ネット企画・セミオーダーレッスン「ノルウェー語&セレクトレッスン」


ホームへ戻る
 Home