ノルウェー夢ネット企画・テーマ別講座・ノルウェー語入門コース |
●日時:【第75回】 2016年5月15日(日) 14:00~16:00 ●場所:日本映像翻訳アカデミー ●講師:青木 順子 (ノルウェー語講師・通訳・翻訳 ノルウェー夢ネット代表) |
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●参加者数: 37名 |
●講演内容:そもそものきっかけ、本の買い取り制度とは?、本の買い取り制度の目的、オスロの書店訪問:Tronsmo/Svovel、絵本作家・イラストレーターアトリエ訪問:Øyvind
Torseter/Mari Kanstad Johnsen、出版社Magikon訪問、オスロ中央図書館訪問、オスロ子どもの本フェスティバル:Den KurtullereSkolesekken(DKS)/Kari Stai の読み聞かせ/ライブ・イラストショー、オスロ地方選挙活動、ノルウェーの絵本「幸せの循環」、Moro-Vers「面白い詩」(ノルウェー語オーディオブックの試聴) ●ノルウェー語レッスン:お休み ●付録:ノルウェー語について(新規の方のみ)、チラシ等 ●参加者の感想から(抜粋): |
たくさんの絵本を見られてとてもよかったです。また、ノルウェーのスタイル、人にも少し触れられたので2時間あっというまでした。ノルウェーに行ってみたくなりました。(東京都I様) 勉強になりました。(東京都K様) ノルウェーの絵本の特色や最新の情報について知ることができて、大変良かったです。ノルウェーに行ったら本屋さんに行こうと思いました。(神奈川県T様) 絵本といったら、愉快で楽しい内容であると思っていたが、ノルウェーのものは子供向けであるのに関わらず、社会問題や哲学的な内容が多く驚いた。そのせいか、ノルウェーの子供は遊びだけでなく、政治や社会に興味が出るのかと思った。(埼玉県H様) 楽しかったです。Mariさんがかわいいワンピース姿で仕事をしているのがめずらしいというのはその通りだと思いました。"Tunellen"の絵がかわいかったです。次回、ノルウェーに行ったら、本屋をじっくりのぞいてみるつもりです。(東京都Y様) 現在二歳の娘がいて読み聞かせています。日本の絵本にないような絵柄や価値観を娘にも伝えたいと思って、これからもいろいろな本をさがしたいと思いました。高校時代に留学してからノルウェーファンなのですが、これからも魅力を娘に伝えながら、自分も学びつづけていきたいと思いました。(東京都S様) 絵本についてだけでなく、その背景にあるノルウェーの教育環境や、図書館などの制度について聞けて、とても興味深かったです。(東京都O様) 絵本という視点から、Norwayの国や文化が理解できました。(埼玉県T様) 国際協力関連の仕事をしており、北欧に教育や福祉の実現理由に非常に興味を持っています。本日の絵本セミナーで、子どもの頃から触れる文学含む芸術が国策によって大切にされていることを知り、納得するところがありました。(東京都M様) ●主催者後記: 単独で講師をつとめたのは本当に久しぶりです! 2時間近くの長丁場にお付き合いくださり、参加者の皆さまには感謝申し上げます。 昨年9月にオスロを訪れた際、絵本にまつわる関係者や機関、施設を訪れました。その時の体験は「ああ~~~、素晴らしかった!」と今でも鮮明に覚えています。ブログにも一部書きましたが、絵本とそれを取りまくノルウェーの手厚い文化支援制度、さらにそれがノルウェーの根幹である「民主主義」と関連していることをお話ししたいという欲がむくむくと湧いてきました~。 幸いに最少催行人数(5名です)を上回り、多くの方に参加していただき、感謝感激です。いつもの私のトークショーと違い、笑いとか反応がなかったので話している途中、「もしかしてすごく退屈??」と不安になったほどです・・・ま、真面目な話もできるんだ、この人と思って下されば幸いです~。 ノルウェーの絵本は、正直、日本で出版数は少ないですが、見て頂いた通り、ユニークで素晴らしい作品がたくさんあります。何とか、日本でもっと翻訳出版できればいいな・・・と思いつつ。ぜひ私ではなく出版社へ訴えて下さい♪ Tusen takk ! (Aoki) ノルウェーのことを伝えたい一心で、当サロンを始めて丸10年、月日とは恐ろしいものです!その間、インターネットによる情報の発信ツールは目まぐるしく変化して、誰もが異国の文化に簡単に触れられる時代に突入しました。 そんな中で、75回目にして、過去最大人数を集めた今回のサロンは主催者としても驚きです。さらには、当日欠席者ゼロ、とても熱心に聞き入ってくださる方々の姿を見て、重ねての驚きでした。 皆さまのご感想を伺うと好意的なご意見ばかり、また今もなお、日本ではノルウェーはまだまだ知られていないことが多い驚きの国であるのだと気づかされました。 (唯一のネガティブご意見として、「会場がわかりづらく迷子になった・・・」が複数聞かれました・・・説明が十分でなくて申し訳ございませんでした!) 過去には様々なノルウェーの側面を扱ってきたサロンですが、どんなテーマでも、何か根本的に流れているものが日本とは違うと常々感じてきました。その答えを探していくと、物心ついた子どもたちが最初に慣れ親しむ「絵本」にたどり着くのかもしれませんね。 知れば知るほど奥が深い、そしてノルウェー人がつくる、人に優しくシンプルでわかりやすいノルウェー社会が大好きです。ちょっとルーズだったり、異色なセンスやお茶目なところも♪ これからもより多くの皆さまにお伝えしていきたいと思いました。 (Yoko) |
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