![]() ■イベントレポート・ブログ転載■ 「ノルウェーナイト」(「エル・ソーラ仙台」2014年12月10日) 第1部 トークサロン「ノルウェーの悲劇と希望~テロ事件を乗り越えて~」 第2部 交流会「知る・味わう・楽しむ!」 |
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「ノルウェーナイト in 仙台」やります♪ (※このイベントは既に終了しています) 今まで講演は何度も行っていますが、東北遠征は初めてです。 平成26年度せんだい男女共同参画財団賛助会プレゼンツ 男女平等先進国ノルウェーってどんな国? ◆日時 2014年12月10日(水)18:30~21:00 ◆会場 エル・ソーラ仙台(アエル28階) ◆プログラム 【第2部】交流会 20:00~21:00 ・・・といった次第で仙台に上陸します!(台風みたい・・・) 内容は、テロ実行犯のブレイヴィークの生育、謎めいている母子関係、そしてテロ犠牲者になった若者や難民たち、どうしてあそこまで被害者が増えてしまったのか、またブレイヴィークの精神鑑定や裁判中での様子などなど。どれも全てが興味深く、あまりに本書にハマってしまい食事も面倒なほどでした・・・。 トークサロンでは、『ノルウェーの悲劇』では知りえなかった当時のストルテンバルグ首相が、テロ犠牲者の家族たちとの初対面時の様子が描かれていますが・・・とても人間味あふれる反応でしたのでご紹介します。 奇しくも東日本大震災とウトヤ島のテロは同じ2011年に起きました。 と。シリアスモードな第1部ですが、第2部は一転して、ノルウェーゆかりの食べ物や飲み物を楽しみつつ、ミニトークをいたします。 さらにさらに、ノルウェー大使館のご厚意で、ノルウェートートバッグやおしゃれパンフレットも参加者の皆さまにお渡しします♪ さて、どんな方々とお会いできるか今から楽しみです。お申込み・詳細は・・・こちらをクリックしてくださいね♪ 2014年11月11日 -norway yumenet official blog 141111より転載しました- |
仙台へ行ってきました♪ ~前篇~ 12/10(水)に、始めて東北地方、仙台で「ノルウェー・ナイト」というイベントで講演&ミニトークをしてきました~。 実は、「ノルウェーに学ぶ会」の木村さち子さんとは、ずいぶん前からお世話になっていました。サロンの前身「ノルウェーについて学ぼう」(2005年開催)に、仙台から隔週通っていただき、「なんて熱心な方なんだろう~」とひたすら感心していたのですが・・・・。 その木村さんから久しぶりにご連絡を頂き、「サロンでお話しされた”ノルウェーのテロ”のテーマを仙台で講演してほしい」とのメールに驚きました。 ・・・「せんだい男女共同参画財団」は、ノルウェーが震災復興の一環として立ち上げた「女性リーダーシップ基金」を活用され、非常に活発に活動されています。 7月に財団理事長の木須八重子さん、木村さち子さんが東京へいらっしゃった際に、Fuglenでお会いし、私がどうして「ウトヤ島のテロ」にこだわっているかお話ししました。 サロンと全く同じ内容でない方がいいのでは??と考えました。同じ話をするのが好きではない悪いクセです。 他力本願体質の私は、「日本におけるノルウェーの移民難民専門家の第一人者」の生徒さんに頼ることにしました~。 ・・・そんなこんなで1000頁近い資料を読んで、レクチャーを参考に、サロンで使用したパワーポイントに修正を加えます。特に今回は「テロ後のノルウェー社会」についてをさらに詳しくお話ししようと考えます。 並行して、せんだい男女共同参画財団からイベントのチラシが送付されてきたのですが、その明るいチラシを見て、不安がよぎります・・・。 2014年12月15日 -norway yumenet official blog 141215より転載しました- |
仙台へ行ってきました♪ ~中篇~ 久しぶりの東北新幹線。実は、震災以降、東北へ行くのは初めてです。車中で最後の原稿メモのチェックをしようと思ったのに・・・寝てました~。 2時間ほどで仙台へ到着。駅前は、東京にあるのと同じような店舗が並んでいますが、ローカル食として「牛タン」と「ずんだ」の文字が躍っています。
最初にサロンでご紹介した時よりも、「テロ後のノルウェー社会」について時間を割くようにしました。 さらに、当時のストルテンバルグ首相の毅然とした対応は特筆すべきで、「暴力には民主主義と寛容さ」を追悼式でアピールした点を強調しました。 ・・・ということで75分の講演はあっという間に終わりました! 拍手をいただき、2部の「交流会~知る・味わう・楽しみ」の会場を移動します。 木村さち子さんの心のこもったご挨拶でスタートし、しばしお料理を楽しみます。皆さん、リラックスしたモードで私もすっかりリラックス・・・。 そしてテーブル対抗クイズ大会ですが、ノルウェーの豪華賞品が当たるということで、各テーブルから気合が感じられます。 瞬く間にお開き~。ノルウェーに10年くらい住んでいました、という方や交換留学で行かれた方、また「女性リーダーシップ基金」から視察へ行かれた大学生や社会人の方などノルウェーに縁のある方とお話しできて楽しかったです♪ 後で大羽沢さんに聞いたところによると、この日の参加者は57名。財団の賛助会員の方と一般の方と半々くらいだったそうです。「仙台にノルウェーファンを増やしたい!」と切実に願った夜でした~。 さて翌日は、木須さんと木村さんのご厚意で、仙台市の被災地区を見学できることになっています。 ******************************************************************* http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141218_15048.html 2014年12月17日 -norway yumenet official blog 141217より転載しました- |
仙台へ行ってきました♪ ~後篇~ 翌朝。理事長の木須八重子さん、木村さち子さんと車で被災地見学を果たすことができました。 まず、仮設住宅の建設について。 中心地から車でどんどん沿岸部へ。たくさんのトラックが走っています。 ![]() 津波の映像はたくさん見ましたが、やはりその場に立つとその威力に圧倒されます。 それから、木須さんが懇意にされている佐藤政信さんが自治会長をつとめている「高砂一丁目公園仮設住宅」へ向かいました。 佐藤さんは、わざわざ仮設のご自宅の中まで入れて下さり、「これは何と言う体験!」と感激しました。 クリスマスツリーや皆さんが育てている植物なども目につきました。 ノルウェーの前大使は、20回ほど仙台に足を運ばれたそうです。震災を経験し、被災地の惨状を目の当たりにして、熱意をもって震災復興に力を注いでこられたのだなぁと感嘆しました。 ・・・こんなに書いても、ホントはもっともっとたくさん書きたいのですが、ブログという媒体では不向きでしょう。 ノルウェーの連続テロにここまでこだわっていますが、同じことが言えます。 仙台への訪問は短かったですが、関係者の皆さま、サポートして下さった皆さまに感謝感謝です!! ![]() 2014年12月19日 -norway yumenet official blog 141219より転載しました- |