各回のまとめ
■イベントレポート・ブログ転載■


「ノルウェージャンフォレストキャット猫カフェ訪問♪」

(2015年5月)

~その1~

「ノルウェー伝道師」を自称するものとしては、「ノルウェージャンフォレストキャット」にも興味シンシンでした~。
世田谷に「ノルウェージャンフォレストキャット専門のネコカフェがある!」という情報は知っていました。そこで生徒さんを誘って桜新町まで行ったら、休業日・・・。うなだれました~。
しか~し、「聖地巡礼」のように行かねば!と連休中に再訪を決断。ネコ2匹を飼っている姉を誘って、桜新町まで行ったのです。

ノルウェージャンフォレストキャット専門猫カフェ「RIEN」は、普通のお宅のリビングが猫カフェになっています。
他の猫カフェは行ったことがないので分からないのですが、「中学生以下はお断り」「猫を抱き上げも禁止」「写真も他のお客さんに迷惑がかからないように」とオーナーさんのこだわりが感じられます。手を洗浄してから猫仕様につくられたリビングに入ると・・・ノルウェージャンフォレストキャットがいる、いる、いる!!

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コーフンして、まずは写真を撮ろうとして動き回ったのですが、こちらからアプローチしても逃げられてしまい・・・猫慣れしている姉は、まず人差し指を近づけて、警戒心を解こうとしています。私もマネしたんですけど、それでも逃げられちゃいました・・・。

「抱き上げは禁止」ですが、猫が自分に近寄ってきた場合は抱いてもOK!というルールだとお聞きしました。私たちと同じ頃に入店された女性は、落ち着いて椅子に座り、その膝には至福の表情のノルウェージャンフォレストキャットが気持ちよさそうにしています。

「う、うらやましい!!」と少し動き回るのをやめて、椅子に座ったのですが、それでも近寄ってくれません。
婚活パーティは行ったことないんですけど、こんな感じなのかな~?って想像しちゃいました。がっついて動き回るより、しかるべきところにいると男性が近寄ってくる・・・あ~、猫カフェでは猫さまに気に入られるよう努力しないといけないとは~。

まさに高嶺の花

・・・とまさか猫カフェで「負け犬」感を軽く感じていると、猫慣れしたカップルが入店。きゃ~、ライバルだ!
と焦っていると、実はさっきから前のテーブルにで~んと寝転んでいるネコがいたのです。姉がなでてみます

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本当に寝ていたみたいで、ほぼ反応がなかったです。
いつか自分の膝に乗ってもらえるなんてことあるのかしらん?と密かな野望を抱きつつ・・・・
(つづく)



2015年5月7日
norway yumenet official blog 150507より転載しました-


~その2~

「なんとか猫さまとお近づきになりたい・・・」と目がぎらついていた気がします。
・・という人間の煩悩とは無関係に、猫さまは気まぐれ。したいように行動しています。例えば・・・

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人目もはばからず爪とぎに夢中・・・周りのことなんか関係ない!と潔さを感じます。

目の前のテーブルには眠っている猫がどーんと体を無防備に投げ出していますが、足元の小箱に大人しい猫がいました!

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もしかしたら、この猫さまなら「仲良し」になってくれるかも??
猫カフェには、猫じゃらしなども用意しているので、慣れた手つきで姉がヒモのついた棒を持ってきました。
そして「ほら~」とヒモを垂らすと・・・・

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最初のうちは「あ~、喜んでる~!!」と私も姉も喜んでいたのですが、段々、ヒモへの執着が激しくなり、いくらこちらが引き離そうとしても、口でしっかりはさみこんでしまい、「意地でも離さないもんね」と頑固な一面を見せます。あんなに愛らしかった猫さまだったのに、この強欲への豹変は・・・悪い癖で何人かの知人が頭に浮かんだのですが・・・。

さらに姉がコワイこと言い出しました。「うちの猫はヒモを食べちゃって、治療費で9万かかったんだよね~」。え???(でもペット保険で9万を払う必要はなかったようです)
ことの重大さに怯え、猫カフェオーナーに助けを求めに行きました。
「ヒモが大好きなんですよね」とのこと。何とかヒモと引き離してもらい、「ふ~」と安心しました。

・・・すると、他のお客さんたちから「きゃ~~」と嬌声が上がります。
小さな猫ドアから、可愛い子猫さまご一行が来店~♪

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ノルウェージャンフォレストキャットは毛足の長さが特徴ですが、子猫はまだそれほどでもありません。もうお客さん一同、歓喜MAX! 私も写真を撮ったり、何とか近寄ってもらおうとヒモではなく、別の猫じゃらしを使って、「おいで~」と目一杯、卑屈なまでに媚を売ります。

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うう~~、子猫さまが相手をしてくれた!!もうカンゲキです。それにしても子猫は元気いっぱい!他のお客さんたちとも元気に遊んでいます。
とみんなの注目が子猫たちに移っても、大人猫は泰然自若。見習いたいものです。

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(つづく)



2015年5月12日
norway yumenet official blog 150512より転載しました-

~最終回~

約1時間の猫カフェ滞在を、3回も引っ張りました~。
さて子猫ちゃんたちです。猫カフェ内のテンションUP!
嬉しいことに、子猫さまはお近づきになってくれました~。

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若いだけあって、警戒心が少なく人懐っこいのでしょうか? 全てをひっくるめて、可愛いすぎます・・・。
結構なお年の男性が、ともかく若い女性と付き合いたい!という願望が何となく理解できました。

段々、私もカフェの雰囲気にも慣れ、猫さまたちの動きをいろいろ観察する余裕が出てきました。
「え?何、この行動?」
「あ、猫はお尻の臭いをかぐ癖があるんだよね~」と姉が解説してくれます。

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人間だったら許されない行為でも、猫さまだったら「可愛い!」と思えてしまうのが、まさにマジックですね~。

・・・と意外な展開です!
なんと猫さまが近寄ってきて、私の膝に乗ってくれたのです~~~!!

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「心の準備ができてませ~ん」と突然の行為に驚くばかり。とりあえず猫さまのきれいな毛をなでてみます。
結構な重さでしたが、「ついにここまで来た!」と感慨にふけりたかったのですが・・・・
・・・気まぐれな猫さまの膝乗り時間は短く、あっさりと離れて行ってしまいました(号泣)。

「膝でだっこする」が夢だったのですからそれが叶って、当然、嬉しかったです。
でもかなり短時間でお別れになってしまい、「撫で方が悪かったのだろうか?」「ぎこちないのがばれた?」と思いは乱れます・・・。

他の猫カフェは行ったことがないので分かりませんが、このRIENは、ともかく清潔で内装が素敵でした!そしてオーナーさんの強い愛情が感じられます。

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「猫は上下運動が好き」(by オーナーさん)とのことで、こうした猫用のインテリアが施されています。センスがいいですよね~。

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猫さまも高い位置にいてご満悦そうです。

さて改めて、ノルウェージャンフォレストキャットについて。
ノルウェー語では、Norsk Skogkatt(ノシュク スコーグカットゥ)と言います。まさに「ノルウェーの森の猫」ですね。
ノルウェーには「Norsk Skogkatt委員会」みたいな組織があって、サイトはかなり充実しています。ノルウェー語ですが、参考までにこちらから→https://norskskogkattring.wordpress.com/

「今年の猫」を選出しているようで、例えば2014年に上位入りした猫の写真が紹介されています。
いろいろな猫がいて、面白いですね。こちらから→https://norskskogkattring.wordpress.com/arets-skogkatt/arets-skogkatt-2014/

ノルウェーの森で、Skogkattとたわむれる妄想を抱きつつ、サザエさんがそこら中にいる桜新町を後にしました。


2015年5月19日
norway yumenet official blog 150519より転載しました-